【コラム】気になる!ラテアートの技法
ラテアートはカフェラテの表面にミルクの泡を使って描かれています。
複雑で細かいアートが提供されたときは、どんな方法で描いているのか、不思議に思ってしまう人も多いでしょう。
ラテアートにはさまざまな柄がありますが、全て2種類の技法によって作られています。
その技法とは、「フリーポア」と「エッチング」です。
フリーポア(free pour)とは、ミルクの流れだけでアートを作る技法です。
ミルクを注ぐ勢いを調整し、エスプレッソの茶色とミルクの白で模様を描きます。きれいなアートを作るためには、何度も練習が必要です。
エッチング(etching)は、お絵かきのようにアートを描く技法です。
もともとエッチングという名前は、銅板に針で絵を描く美術の技法を指します。
そのエッチングと同じように、針やようじ、温度計の先端など、鋭いものを使ってカフェラテに絵を描くことから名前が付けられました。
技法の違いによって、アートの見た目や特徴も異なります。
フリーポアでは繊細で細かい模様のようなアートが多いのに対し、エッチングは文字からイラストまで幅広い表現が可能です。
ラテアートが施されたカフェラテをいただくときは、「どっちの技法が使われているのかな?」と考えてみると、さらにコーヒータイムを楽しめそうですね。
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